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ミディの書き方

ミディ(スタイル)ペンの基本ストロークの練習パターンです。
特に曲線を描くのがむずかしいので、基本ストロークを充分マスターした上で、数字の描き方に移りましょう。

なるべくチップ(軸先)に近いところの、平たい部分の両端を親指と人差し指で持ち、指間にねかせてしっかり固定し、ペン先とたたんだ残り指とで紙面に90度の角度を保ちながら描いていきます。


【1】チップ(軸先)の両端が浮かないように、筆圧が均等にかかるように注意してください。
手首を使わず、手前に引くように描きます。


【2】手首を使わず、肘を左から右へ移動させる要領で、力を入れ過ぎないよう注意しながらいっきに引くように描きます。


【3】縦線は【1】の要領で、横線は【2】の要領で描きます。曲がり角はチップの内側を軸にしてコンパスの要領で回すように描きます。


【4】更に内側へ曲げるようにして描いてください。


【5】大きく円を描くように、外周が滑らかに描けるように注意してください。


【6】数字の8の練習です。英字のSを描く要領で左右対称のバランスに注意しながら描きます。

ミディの描き方(数字)

描いている時は、紙面に対して必ず筆圧が左右均等になるように注意してください。文字に「かすれ」が出る時は、左右の筆圧が均等になっていない証拠です。
基本ストロークの組み合わせで描いていきますが、描くコツは手首をなるべく固定し、肘を使って引いたり曲げたりするとうまく描けます。
線の引く角度や曲げる角度など、文字の要所要所をよく見て描いて下さい。